砂漠・酷暑地の蓄電所
- 50℃超の環境でも空調設備なしで稼働
- 水のない無人拠点でも火災リスクなし
- メンテナンス・交換の手間を最小化
酷暑地・遠隔地でも、空調なし・火災リスクなしで稼働する
リチウムフリーの次世代蓄電システム
PGA電池は、リチウムを使わない次世代の二次電池です。高温でも劣化しにくく、発火・熱暴走を起こさない特性を持ち、砂漠などの過酷環境、無人の遠隔地、太陽光発電所、EV、ロボット、ドローンまで、従来のリチウムイオン電池では難しかった場所での蓄電を可能にします。
電池の主要材料であるPGAは、汎用的で安価な化学原料である酢酸から製造する技術に取り組んでいます。入手しやすい原料からPGAを自社で製造できるため、材料コストを大きく抑えられます。ドライルーム不要の製造工程と合わせて、電池全体の低コスト化を実現します。
50℃を超える砂漠の酷暑でもエアコン空調(HVAC)が不要。運用コスト(OpEx)を大幅に削減します。
釘刺し・過充電でも熱暴走を起こしません。水のない無人の遠隔地にも安心して設置できます。
太陽光パネルの寿命(約25年)と同期し、20年間バッテリー交換コストがかかりません。
完全に放電(0V)しても、再充電で全容量が戻ります。長期間放置される拠点でも安心です。
除湿設備が不要なため初期投資(CapEx)を圧縮。希少なリチウムを使わず、主要材料のPGAも安価な酢酸から製造するため、高いコスト競争力を実現します。
セルを自由な形状に成形可能。アルミ押出型材との一体構造や、メガソーラーの架台内部への収容ができます。
| 評価項目 | リチウムイオン電池 | PGA電池 | 過酷環境でのメリット |
|---|---|---|---|
| 動作温度 | -20℃〜50℃/60℃ (高温で急激に劣化) | -20℃〜85℃ (高耐候・広範囲で動作) | エアコン空調(HVAC)不要 |
| サイクル寿命 | 1,000〜6,000回 (5〜8年で交換が必要) | 20,000〜30,000回 (20年以上) | 20年間バッテリー交換コストゼロ |
| 火災リスク | 熱暴走・発火の恐れ (消火が困難) | 不燃・発火ゼロ (熱暴走・爆発なし) | 無人の遠隔地でも火災事故ゼロ |
| 0V過放電耐性 | 永久に破損・再利用不可 (過放電で廃棄) | 100%復元 (再充電で回復) | 長期放置・完全放電もOK |
| 製造・コスト | ドライルームが必須 (初期投資が大きい) | 一般的な工場で製造可能 (初期投資を圧縮) | 高いコスト競争力 |
アルミ押出型材の技術と組み合わせ、架台・シャシー・筐体など「構造そのものを電池にする」新しい蓄電の形を提案します。
リチウムを使用しないため、リチウムイオン電池工場で必須となる大規模なドライルームや厳密な環境維持設備が不要です。中規模の工場でも高いコスト競争力を発揮し、限界費用ゼロを目指した製造を行います。
PGA電池は、既に社会実装されている旧世代の二次電池技術をベースに開発しています。
| 使用温度範囲 | -20℃〜+85℃ |
|---|---|
| 単電池起電力 / 充電電圧 | 1.25V / 1.4V |
| 標準組電池起電力 / 充電電圧 | 3.75V / 4.2V |
| 耐熱性 | 燃えにくい(融点135℃) |
| 充放電時間 | リチウム電池の約半分 |
| 電池制御 | 小容量ではBMS不要 |
| 形状 | 熱可塑性で曲面加工・大型化(1m×10m)が可能 |
第三者試験機関による安全性試験(IEC 62133)で、発火・爆発・漏液なしの結果を得ています(旧世代品)。曲面加工した電池を、研究機関向けの義手用途に納入した実績があります。
パートナー企業さまと共に、試作から量産・導入までを段階的に進めます。
パイロットプラントを立ち上げ、試作セルを受託製造します。
架台・フレームなどの形状に合わせたセル設計を、共同開発契約(JDA)のもとで行います。
長期購買契約(Off-take)を締結し、砂漠の大型蓄電所などへ導入します。
※掲載している性能値には、開発中の仕様・試験値が含まれます。今後変更となる場合があります。
PGA電池の評価サンプル、共同開発(PoC)、導入のご相談を受け付けています。
加藤軽金属工業株式会社と連携し、アルミ型材との一体設計にも対応します。